少し前からドクタージャルトルトやミシャ、イニスフリーなど多くの韓国ブランドからシカペアクリームが発売されて、「ニキビ、ニキビ跡に効果がある!」と爆発的に人気が出ています。
その流れで、海外コスメ好きな方に少しずつ人気が出ている「ラロッシュポゼ」のシカプラストバームB5の正しい使い方をシェアしていきます!
ラロッシュポゼ:「シカ」とは何か
「シカ」とは、ラテン語の「傷」を意味する「シカトリックス(cicatrix)」に由来されています。
配合されているツボクサエキスが肌の傷の保護・修復を促し、肌を強くするというものです。
この「ツボクサ」を配合している商品のことを「シカクリーム」といいます。
つまり、この商品はニキビに直接的に効果があるのではなく、「ニキビ跡の修復」に効果のあるものになります。
ラロッシュポゼ:「ツボクサ」の効果は?
ツボクサは湿気を好む植物で、インドやスリランカ、オーストラリア、中国などで原産されています。
最近になって日本や韓国で人気になっていますが、実はアーユルヴェーダや伝統的な中国医学で、何世紀にもわたって使われてきて歴史があります。
ラロッシュポゼ:シカバームでニキビができてしまう理由
SNSを見ていると「ラロッシュポゼのシカプラストバームでニキビができた。」「ニキビ生成器だ!」と書い込みされているのが見られました…。
そもそもニキビ治療薬ではないのですが、ニキビができてしまう理由として、ラロッシュポゼのシカプラストバームに含まれている成分の中の「シアバター」です。
シアバターは保湿をするのに心強いものですが、これが毛穴に詰まって、ニキビを誘発してしまう可能性があるんですね。
皮膚科医さんも、ニキビ跡には良いと思うけど、ニキビに塗るものじゃないとしています。
そもそも、ラロッシュポゼの公式サイトを見てもニキビのことについて一切書いてないんですね。(気になる方はチェックしてみてね)
ヨーロッパではどこでも手に入るラロッシュポゼですが、薬局のスキンケアの棚ではなくて、ボディケアの棚で販売しています…笑
ラロッシュポゼ:シカプラストバームの使い方
洗顔後の乾燥した肌に「これだけ」を塗ります。
これだけです。極度の乾燥だったり、肌荒れを鎮静してくれます。
用途としては、顔・体だけではなく唇にも使用できます。ただ、目の周囲は避けるように注意書きがあるので気を付けてください。
ラロッシュポゼ:シカプラストバームの使い心地
- 白いこってりとしたテクスチャー
- 伸びはあまり良くない
- 塗った後は意外とベトベトせずしっとりとする
- 無香料で、成分の香りが苦手な人がいるかも(木工用ボンドの香りがすると感じる人もいるようですが、私は大丈夫でした)
- 肌荒れしているときは、これだけ塗って寝るだけでいいから楽だし効果もある
こんな感じで使い心地を列挙してみました。
最初手に出したときは「かなり重そう」と思いましたが、意外と塗り終わった後はベタベタしないので髪の毛が顔にへばりつくこともなく快適です。
私も肌荒れに良い!と聞いていたので、私自身もニキビができたときに全顔に塗ったりしていましたが、ニキビには効果は感じませんでした。
効果があったのは、肌の赤みに対してでした。
鎮静効果があるので、肌荒れでもニキビではなく肌が敏感になっているときに使うと効果を発揮してくれます!
結論、毎日使うスキンケア用品ではない
口コミだけじゃなくて公式サイトもチェックして、きちんと使うことができれば万能クリームだと思います。
決して毎日使う使いするようなスキンケア用品ではないので、季節の変わり目だったり乾燥してお肌が敏感になっているときなど、お肌と相談しながら正しく使いましょう~!
お肌の鎮静クリームといえば!Dr.Jartt+(ドクタージャルト)もオススメです。
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